CLINIC BLOG

2023.08.22更新

お恥ずかしいことに、私自身最近歯のトラブルに見舞われた。今まで自身で虫歯を削ったり、埋めたり、根管治療をしたりと奮闘してきたが、今回はヒビが入っていた右下の歯で固い魚の骨が混じっていた身をかじってしまい歯根が割れてしまった。偶発的な出来事とはいえ激痛が走り物が噛めなくなってしまったのだ。数日は鎮痛剤で抑えたものの、腫れも出てきたので抗菌剤で叩いた。

がやはり食事は困難だ。やむなく決断し鏡で見た目を気にしながら麻酔をかけて割れた歯牙を取り除くことに成功した。これにより歯は1本失ってしまったが食事は以前のように取れる様になった。私はこの経験から

①歯が割れると噛むと激痛

②噛むたびに痛みが走る事は憂鬱

③噛めない歯は時に決断し取り除く事も大切

④28本の中の1本が欠損したが支障なく食事は取れる

ということを身を持って感じた。

初心忘るべからず、当たり前の事だが患者さんの苦痛は真摯に向き合い原因を探し取り除くことが歯科医の役目である。

投稿者: 南部歯科