CLINIC BLOG

2023.06.08更新

タバコのタールによる歯の汚れは放置すれば①虫歯に移行しやすい。また歯肉の変色やベロの汚れも起こる。ただ口の中が汚れるだけではない。タールには前述したように発癌物質が含まれているため②舌癌、歯肉癌、口腔底癌、頬粘膜癌、硬口蓋癌等を誘発する危険を持つ。またニコチン、タール、COの影響で③歯周病が進行しやすいため歯の喪失に繋がる。さらにタール自体の匂いやタール成分の付着、血行不良や唾液分泌の低下などで④悪臭の原因となる。

結論としてタバコは危険であるということを理解しなければならない。

投稿者: 南部歯科

2023.06.07更新

タバコを喫う事でどんな影響があるのか。タバコには①ニコチン②タール③一酸化炭素などの成分が含まれています。①ニコチンは神経系に対する毒性が強く血圧上昇、血管収縮、心拍数増加、血栓ができる、妊娠障害などを引き起こします。②タールは数十種類の発癌物質を含有しています。③一酸化炭素は酸素運搬機能が阻害され組織の酸素欠乏を招きます。

口の中では歯が汚れる、ベロが汚れる、歯肉が変色する、口臭が酷いなどが見受けられるようになります。

投稿者: 南部歯科

2023.06.06更新

長年臨床に携わっていると思いもよらぬ原因から歯周病が進んでいるケースがある。それは生活習慣病関連の薬の服用である。高血圧症、高脂血症、糖尿病などで薬を飲んでいる方は大勢おられるが薬の量が多い場合、強い効能のものを服用されている方は歯周病が進行しやすい傾向にある。定期的に健診していてもまたブラッシングが良好で気をつけていても進行していく。勿論口腔内が清潔であることに越したことはないが身体の内面からくる血液に関連のある疾患の既往がある方の歯周病治療は難しい。歯科医は患者さんの全身的な健康状態にも充分気を配っていなければならない事を痛感する。

投稿者: 南部歯科