CLINIC BLOG

2022.07.25更新

やはり予防の基本はブラッシングです。口の中には無数の口腔内常在菌がいてむし歯菌、歯周病菌も含まれています。この菌を①うがい薬等で減らしさらにブラッシングで食物残渣を取り除くことが大切です。天然歯の間は歯ブラシでは取りにくいため②デンタルフロス、糸ようじを使います。今はウルトラフロスのようにセパレイトされているので奥歯まで使いやすくなっています。人工物で詰める、被せてある歯の間は③歯間ブラシを使います。歯間ブラシはゴムの直と金ブラシの2種があり奥歯は先が曲がる金ブラシが使いやすいでしょう。また連結部やブリッジには④スーパーフロスがお薦めです。

次に⑤歯ブラシですが奥歯から順番に1本ずつ丁寧に磨いていきます。外側から内側へ奥歯は歯の上部も磨き、それを上下と行います。歯を磨く場合は少し力を入れて汚れを落としますが歯肉は弱く長く磨きます。歯ブラシは普通か柔らかめをお薦めしています。

最後に固い歯ブラシや電動ブラシを使用する場合は歯の根が露出したり知覚過敏にならないよう適切に使用して下さい。

時間をかけた日々の地道な努力がむし歯や歯周病等の予防に繋がるのです。

投稿者: 南部歯科

2022.07.19更新

しみると言われた場合はまず何にしみるのかをよく問診します。冷水、空気、温水、甘いもの等を確認します。通常は①むし歯②知覚過敏③歯肉炎等が主な原因になります。

冷水や空気は①②によく見られ、甘いものは②が特徴、温水のみなら③を疑い診査していきます。原因からはっきりとした病名と場所の特定が何よりしみる〜を取り除く早道となります。

投稿者: 南部歯科

2022.07.16更新

テレビでもよく聞く知覚過敏について説明します。正式には象牙質知覚過敏といい、歯の外側のエナメル質や歯肉がさがりセメント質が削れると象牙質が露出します。歯と歯肉の境目や咬合面に起こる事が多いです。この部分が冷水、空気、甘いもの、歯ブラシの毛先等の刺激によりズキっとする病気です。ひどくなると水道水も口に含めなくなります。

原因①歯ブラシが強く歯が削れている。固い歯ブラシや電動ブラシを誤って使用している。

原因②歯ぎしりくいしばりによりエナメル質の破損が認められる。

原因③噛む力による咬耗、削合による象牙質の露出が認められる。

①の場合歯ブラシの力を弱くする、歯ブラシの毛先を柔らか目にする。

②の場合ナイトガード等の装置による歯の負担を軽減する

③の場合露出部分の摩滅や修復により刺激を遮断する

いづれにしても露出部分には知覚過敏処置を施し症状の改善を計っていきます。

投稿者: 南部歯科

2022.07.12更新

有効期限内の健康保険証を持参すれば、保険診療を行なっている医療機関では誰でも保険で診療を受けることができます。通常は1割、2割、3割等の負担金を払って診療を受け残りの分は保険者から医療機関に振込まれます。

さて現在ではほとんどの診療行為は保険で受けることができそれらは保険点数なるもので定められています。では保険診療にあたらない場合はどんな時か?

①保険診療にはない材料を使用する時

②保険診療の適用外の装置を入れる時

③その歯科医院が保険医療機関ではない時

この場合は自費診療になります。具体的にはインプラント、MB、セラミック、ジルコニア、ハイブリッド、適用外Br、金属床、矯正、ホワイトニング等がこれにあたります。心配な時は遠慮しないで保険診療なのか自費診療になるのか確認し自費診療の場合は具体的に係る費用を聞いて納得した上で診療に入るとよいでしょう。また歯科医師は患者さんにその診療の利点や欠点を説明する義務もあるのです。

 

投稿者: 南部歯科

2022.07.06更新

よく親知らずの抜歯は聞くことがあると思います。ではそれ以外の歯を抜く時はどんな場合が考えられるか。

①歯周病がひどく歯がグラグラして噛めない

②歯が割れて残っている歯も使えない

③残っている歯が少なく歯が作れない

④変な方向に生えている捻転歯

⑤繰り返し根の治療をしても腫れが引かない

等さまざまな状況が考えられます。しかしながら歯を抜く行為は最後の選択であり最終手段となります。その事を忘れずに決断をしなければなりません。

そんな事にならないため毎日のブラッシングや歯科医院でのクリーニング、定期健診がとても大切なものとなるのです。

投稿者: 南部歯科

2022.07.04更新

前歯などのさし歯が古くなるとどうなるか?

①被せた歯との間に隙間ができる

②さし歯と歯肉の隙間が黒くなる

③歯肉が退縮して根が露出する

④さし歯の白い部分が欠ける、色が黄色くなる

などの見た目も含めた不具合が出てきます。

①はさし歯の適合が悪くなっています②さし歯の中の金属が黒く見えています③根が露出して色が変わるまたは歯が長く見えています④経年劣化による変色や破損が起きています

これらは2次的にむし歯になったり物が詰まる原因になるのです。さし歯をそのまま置いておくのか、補修するのか、やり直すのか、患者様の年齢や環境、お口の状況により異なります。よく相談して納得した上で対処される事をお勧めします。

投稿者: 南部歯科

2022.07.01更新

長年使用していた入れ歯が割れた、破損した、バネがおれた、歯が取れた等のトラブルが起こった場合どうしますか?

まずは壊れた入れ歯を捨てる事なく歯科医院にお持ち下さい。ほとんどの場合修理が可能です。通常修理は預かることが多いですが次回にはお返しできるものです。まず修理する事で直ぐ使用できる利点と仮に調子が良くなく新しく作製する場合でも新しくできるまでの間使用できます。また新しく作る入れ歯は時間がかかりますし、入れ歯が2個あればまた壊れた場合に歯がない期間無く修理できます。したがって

①壊れた入れ歯は捨てない。

②入れ歯は2個あると便利

③新しく作ればすべていい訳ではない。古い入れ歯は馴染んでいるものが多い

いづれにしても担当歯科医とよく相談の上できるだけ入れ歯がない期間を短くしながら元のお口の状態に戻る事が大切です。

投稿者: 南部歯科

2022.06.30更新

ナイト

樹脂を筆積みにより作製する(上顎)

投稿者: 南部歯科

2022.06.28更新

前歯が平らに削れている、朝アゴがくたびれている、首や肩がひどく凝る、歯ぎしりしてると言われる等歯ぎしりくいしばりの疑いがある方は早めに検査を受けて対処する必要があります。

奥歯などは自分の体重と同じ力を持っています。その2〜3倍の力が夜歯に係るわけです。すると①歯が欠ける②歯周病が進む③アゴに異常がでる④首肩がひどく凝るなどの問題が起きます。特に良い歯が揺れる事もよくあります。歯ぎしりくいしばりを止めるのは難しいのでナイトガードというマウスピースのような装置を夜はめて対処し負担を軽減させます。

当院では固い樹脂を手作業で作製します。患者様ごとにその厚さや大きさを変えてより効果がでるように努めております。

投稿者: 南部歯科

2022.06.27更新

親知らずは8番目の歯を指します。親知らずは歯ブラシが届き難く不潔になり易いため虫歯、歯肉炎、歯列不正になりやすいのです。そのため抜歯するケースが多くなります。抜歯をする、しないは生え方や年齢、全身病の既往などを総合して担当歯科医とよく相談してから判断するとよいでしょう。

さて抜歯には①普通抜歯②難抜歯③埋伏抜歯の3つがありだんだん難易度が上がっていきます。それに伴い手技、所要時間、治癒期間、費用等が変わります。

現在当院では①を②③は連携医療機関である荏原病院歯科口腔外科で抜歯を実施しております。

投稿者: 南部歯科

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